今年の春以降、中東情勢の悪化のため石油製品の供給が滞り、
家づくりにおいても様々な局面で影響が出てきています。
テクノロジーもモノも情報もあふれている一方で不安や変化も大きい今、自分自身のものさしをもって日々の暮らしを豊かに愉しむことが大切ではないかと思います。
こんな時代だからこそ、ささやかでも豊かさや幸福感が感じられる日常を……。
ほどよい空間の中に光や風、庭とのつながり、居心地のよい居場所を点在させる事例をあげていきたいと思います。
【家族が自然と集まる居場所】
ダイニングテーブルを中心に、キッチン、リビングと緩やかにつながっています。
開口部からの借景、心地よい光の入り方、天井の高低差が空間に奥行とひろがりをもたらせています。
【居心地のよい居場所を点在させる】
【垂直方向の抜け感】
【深い軒とデッキスペース】
光と風をとりこみ、季節の移ろいが感じられる暮らし…。
外部からの豊かさを日常にとりこむことができます。
外からの恵みに加え、内の素材の手触りや質感のよさ、生活に寄り添う家具や照明が相まって五感で心地よさを感じられる空間となっています。
収納や動線も整理され、コンパクトでも散らかりにくい計画も心地よさにつながっています。
家づくりにおいて内部空間を充実させることは重要ですが、内と外をつなぐ中間領域や庭を意識的にとりこむことで、より心地よく豊かな空間へと昇華していきます。
永く愛着をもって育む家づくりを…。
